「高速バスは子どもが何歳から乗車できるんだろう?」
「乗車できても、他の乗客の方に迷惑をかけないか心配……」
子連れで高速バスや夜行バスを利用する時の疑問点や心配なことがたくさんありますよね。
ほとんどの高速バスや夜行バスが、0歳から乗車可能です。ただ、おむつや騒音などが心配なので、我が子のバスデビューの時期を見極めることが大切。
そこで今回は、子連れで高速バスや夜行バスに乗る場合の注意点と対策や持って行くと良いものなどを紹介します。
親子ともに、バスの旅を楽しめるよう、ぜひ参考にしてみてください。
※この記事は、2023年12月時点の情報です。最新の情報と異なる可能性があります。
この記事で分かること
- 高速バスを利用できる年齢や料金
- 高速バスを子連れで利用する際の注意点と対策
- 高速バスを子連れで利用する際に必ず持って行くべきもの
- 高速バスを子連れで利用する際に持って行くと便利なもの
- 高速バスに乗る時のチャイルドシートについて
高速バスを乗車できる子どもの年齢や料金は?
高速バスを利用できる子どもの年齢や料金は、バス会社によって異なります。
基本的には、0歳から利用できる高速バスが多いですが、バス会社によっては、昼間は0歳から利用できても、夜行バスはNGのところもあるようです。
我が子が0歳の頃は絶対に高速バスなんて無理な状況でしたが、知りたいの子は0歳で高速バスデビューしていました。
何歳から利用できるのかは、子どものタイプにもよるのかもしれませんね。
また料金でよく見られるのは、12歳(小学生)以下を「小児」として、大人の運賃の半額で乗車できるというもの。
ただし、座席を確保せず、膝の上に乗せる場合は「乳幼児」として無料になるところがほとんどです。
中には、子ども運賃を設定していないバス会社もあるので、事前に確認しましょう。
何歳までが「乳幼児」に該当するのかは、定められていないことも多いですが、保護者の膝の上に乗れる2~3歳頃までと考えれば良いでしょう。
中には未就学児の乗車はできないと決まっているバス会社もありますので、事前によく確認してくださいね。
一方、小学生以上の場合、同伴者がいれば基本的にはどのバス会社でも乗車することができます。
子どもの料金設定も、バス会社によってまちまち。大人と同じ料金設定のところもあれば、小学生以下は半額や割引になったり、乳幼児は無料になったりするところもあります。
またもし子どもは無料で高速バスを利用する場合は、運行中は大人の膝の上に乗せる必要があります。
しかし、トラビスジャパンなどのバス会社では、「抱っこで乗車可能な1歳未満の乳児のみ同乗OK」というような条件があることも。
事前にバス会社のホームページなどで、条件を確認してくださいね。
高速バスを子連れで利用する際の注意点と対策を紹介
高速バスを子連れで利用する際の注意点について、解決策も交えて詳しく説明します。
- 騒音
- トイレ
- 乗り物酔い
- 服装
- 忘れ物
- 気遣い
子連れで高速バス・夜行バスに乗車する時に気をつけることは、なんと言っても騒音とトイレの問題!
バス車内で快適に過ごすためには、いかに早く子どもに寝てもらうかどうかにかかっています!
そうすれば、乗り物酔いで吐くこともないし、トイレ行きたいとぐずることもありません。
そのためには、乗車前に体を動かしたり、途中休憩の際には外に出て気分転換させたりと工夫をしましょう。
寝てもらうことが難しければ、子どもが夢中になれるおもちゃやお菓子を持っていき、おとなしく座ってもらえるように準備しましょう。
小学生以上でも、いきなり長距離のバスに乗るのではなく、1~2時間程度のバス乗車を体験させてからの方が良いです。
我が子が車酔いしやすいのかどうか、いつもと違う雰囲気の中で寝られるのかなどが分かります。
それでは、注意点と対策をひとつずつ紹介していきます。
騒音
子連れで利用する時、最もトラブルになりやすいのが子どもの泣き声や騒ぐ声といった「騒音」。
特に夜行バスでは、睡眠の妨げになってしまいますよね。多くの子どもは、長時間おとなしくしているのが難しく、旅行という特別な出来事に、ついはしゃいでしまいます。
おとなしくしてもらうには、お気に入りのおもちゃなど、子どもが夢中になれるものを持っていくと良いでしょう。
途中休憩の際には、外に出て気分転換させてあげるのがおすすめ◎
夜行バスであれば、乗車前に体を動かしておくと、眠らせやすくなりますよ。
また、他の人のイビキやトイレに行く人の音などが大きいことも。子どもが目を覚まさないか気になって、保護者が一睡もできなかったというケースもあるようです。
前日は、子どもも大人もたっぷり寝ておきましょう!そして、午前中の乗車なら朝早く起きたり、午後なら昼寝を我慢したりするなどの工夫をしましょう。
小さい子は夜行バスNGの会社もあるので、乗車できるかも事前にチェックしてくださいね。
トイレ
子連れでのバスの旅は、できればおむつを卒業してからの方が良いでしょう。
おむつを卒業した子どもでも、トイレのないバスは避けた方が無難。子どもは大人に比べて、トイレを我慢するのが難しいからです。
どうしても乳幼児を連れて行く場合は、トイレがあるバスを選ぶのがおすすめ◎
しかし、バスのトイレには、おむつ替えの台があるとは限らず、狭いので、おむつ替えに適しているとは言えません。
またバスのトイレは狭くて走行中は路面の状態によって前後や上下に揺れるので、子どもがひとりで利用するのは大変。
バスのトイレは、あくまでも緊急時のスペースと考えて、事前におむつ替えを済ませるか、途中休憩時に立ち寄るトイレで行うのがおすすめです。
また座席でおむつ替えをするのは、ほかの乗客に臭いで迷惑をかけてしまうので、やめましょう。
乗り物酔い
子どもは、大人よりも乗り物酔いしやすく、吐き気を催して、トイレまで間に合わずに座席を汚すかもしれません。
万が一に備えて、ゴミ袋を用意しておくと安心。
また乗り物酔いしやすい子の場合、あらかじめ酔い止め薬を飲んでおくのがおすすめです。
薬の効き目はもちろん、薬を飲んでいるという安心感もあります。あらかじめ酔い止めを飲まなかった場合は、万が一に備えて、持って行くと良いでしょう。
睡眠不足や過度な空腹、満腹は、乗り物酔いしやすいので、前日から体調を整えておきましょう。
服装はゆったりしているほうが、乗り物酔いを防ぐことができます。
乗り物酔いしやすい場合は、スマートフォンや携帯ゲームなどは、到着するまで子どもから預かっておくと良いでしょう。
乗り物酔いをした時は、シートを倒すと少し楽になりますよ。窓を開けることができれば、新鮮な空気を吸うのも効果的です。
吐き気を我慢することができない場合は、吐いた方が楽になります。
服装
夜行バスに乗る場合は、スウェットなど寝やすい格好で乗車すると良いでしょう。
さらに、頭を置ける小さめのクッションやひざ掛けなども持って行くと便利です。
また、バス車内は、冷房や暖房が効き過ぎていることも考えられるので、脱ぎ着しやすい服装だとなお良いでしょう。
保護者の服装も、ウエストゴムのパンツなどリラックスできる格好が良いですね。
もし、乳児を連れて行く場合は、万が一の授乳に備えて、授乳しやすい服で乗車したり、授乳ケープを持って行ったりすると良いでしょう。
また、ポケットが多めについている洋服であれば、ティッシュやお菓子を入れておくことができるので便利。もしもの時でも、スムーズに取り出すことができますよ。
忘れ物
子どもは、座席の下やシートが重なっている部分にモノを押し込むことがあり、思わぬ場所に忘れ物をしてしまう場合があります。
バスから降りる時はよく確認しましょう。
気遣い
子どもや、周りの乗客の方にとっても快適なバスの旅になるよう心がけましょう。
高速バスは、自家用車のようにプライベートな雰囲気もなければ、新幹線のように自由度も高くありませんよね。
それに加えて、周りにたくさんの知らない人がいるわけですから、子どもにとっては不安も大きいことでしょう。
高速バスを子連れで利用する際に必ず持って行くべきもの
子連れで初めて高速バスや夜行バスに乗る人は、不安がつきものなの。
できるだけ身軽にしたいバス旅でも、これだけは必ず持って行ってほしい!というものから紹介します。
快適なバスの旅になるよう、事前に準備しておきましょう。
- 着替え
- タオル・ティッシュ・ウエットティッシュ
- 飲み物
- ゴミ袋
高速バスを子連れで利用する際に必ず持って行くべきものについて、詳しく説明していきます。
着替え
子どもの着替えだけでなく、保護者の着替えもあると良いでしょう。
子どもが飲み物をこぼしたり、乗り物酔いして吐いてしまったりと、保護者の洋服が汚れることも考えられるからです。
荷物がかさばる場合は、100円ショップなどで手に入る「衣類圧縮袋」が便利ですよ。
タオル・ティッシュ・ウエットティッシュ
拭くものは、たくさん持っていた方が良いでしょう。食べこぼしや飲み物の転倒など、何が起こるか分かりません。
そんな時、周囲の方への迷惑も、できる限り最小限にとどめたいもの。
バスタオルは、毛布代わりにもなりますので、なるべく分厚いものをチョイスすると良いです。
抱っこをする時に、親子の間に挟んでおくと、万が一吐かれた時などに汚れをガードできますよ。
飲み物
子ども用と大人用の飲み物は必須です。バス車内では、飲み物を買うことができませんし、空調で乾燥していることもあります。夏は特に、熱中症も怖いですよね。
しかし、与え過ぎは、吐き気を催したり、トイレが近くなったりするので要注意!
また、柑橘系や炭酸入りの飲み物だと、胃の粘膜を刺激して、吐き気を起こしやすいと言われているので避けましょう。
子ども用の飲み物は、カップタイプやペットボトルではなく、ストロー式の水筒がこぼれにくいのでおすすめです。
途中休憩がある場合は、休憩場所で買って、ストロー式の水筒に移しても良いので、多めに持って行く必要はないかもしれません。
ゴミ袋
お菓子のゴミなどをゴミ袋に入れるだけでなく、乗り物酔いをした際にもゴミ袋があれば安心です。
小さく畳んで、多めに持って行くと良いでしょう。
高速バスを子連れで利用する際に持って行くと便利なもの
次に、高速バスを子連れで利用する際に、持って行くと便利なものを紹介します。
- おもちゃ 動画
- お菓子
- 酔い止めの薬
- ベビーカー
高速バスを子連れで利用する際に持って行くと便利なものについて、詳しく説明していきます。
おもちゃ・動画
高速バスでは基本的に長時間座っていなければいけないので、どうしても退屈になってしまいます。大人でもそうですよね。
大人の場合は「我慢」ができますが、子どもたちにはその我慢すら難しい。
車内VODアプリを利用して、映画や動画を楽しめるバスもありますが、まだまだ導入路線は限られています。
また、子ども向けのコンテンツがなかったり、少なかったりすることもあります。
できれば、スマホやタブレットなどで見ることができる、子どもが好きな動画を用意しましょう。
しかし、乗り物酔いしやすい子の場合は、避けた方がベター。
ジグソーパズルのように、下を向いて細かい作業をするようなおもちゃや絵本は、車酔いをしやすくなるため、避けたほうが無難です。
持ち込むおもちゃは、音や光の出ないものを選びましょう。
お菓子
本来お菓子は、時間を守って食べるのが良いですが、バスに乗る時は特別にあげても良いかもしれません。
ラムネのように、口の中で溶けて、すぐになくなるお菓子よりは、しばらくなめていられるグミやキャンデーがおすすめ。
個包装のお菓子の方がこぼしにくいので良いですね。トイレなどで、立ち歩く場合は、危険なので食べさせないようにしましょう。
スナック菓子や乳製品を食べ過ぎてしまうと、車酔いの原因になるので注意が必要です。
酔い止めの薬
安心のために、酔い止めの薬をバッグに忍ばせておくと良いです。
私は、酔わないと分かっていても、安心したいがために、念のため酔い止めを持ってバスに乗ります。
子どもが酔い止めの薬を飲むと、すぐに寝てくれることもあるので、助かりますよ。
ベビーカー
乳幼児の移動には、ベビーカーがあると便利ですよね。
抱っこやおんぶをずっとするのは、保護者の負担が大きいので、わが家では、ベビーカーをうまく活用しています。
ただし、バスに乗車中は折り畳んで保管しなければいけません。ベビーカーは、折りたたんでも場所を取りますよね。
そのため、ベビーカーの保管場所があるか、事前に確認しましょう。
トランクルームがあれば、乗車前に乗務員が保管して、降車時に受け取ることができます。
トランクルームが無いバスの場合は、どのようにすれば良いかバス会社に相談しましょう。
車内の荷物置き場に保管できる場合もあります。
高速バスに乗る時はチャイルドシート不要!
高速バスに乗る時、チャイルドシートは付けなくても良いの?
その答えは、「チャイルドシートを着用しなくても良い」です。
車に6歳未満の乳幼児を乗せる際は、道路交通法第71条3の3 により、幼児用補助装置(チャイルドシートなど)の使用が義務付けられていますよね。
自動車の運転者は、幼児用補助装置(幼児を乗車させる際座席ベルトに代わる機能を果たさせるため座席に固定して用いる補助装置であつて、道路運送車両法第三章及びこれに基づく命令の規定に適合し、かつ、幼児の発育の程度に応じた形状を有するものをいう。以下この項において同じ。)を使用しない幼児を乗車させて自動車を運転してはならない。ただし、疾病のため幼児用補助装置を使用させることが療養上適当でない幼児を乗車させるとき、その他政令で定めるやむを得ない理由があるときは、この限りでない。
引用:道路交通法第71条3の3
しかし、高速バスのような一般旅客自動車は、道路交通法施行令第26条3の2の3の6 によって対象外になり、チャイルドシート着用が免除されます。
第二十六条の三の二 法第七十一条の三第一項ただし書の政令で定めるやむを得ない理由があるときは、次に掲げるとおりとする。
六 道路運送法第三条第一号に掲げる一般旅客自動車運送事業の用に供される自動車の運転者が当該事業に係る旅客である幼児を乗車させるとき。
引用:道路交通法施行令第26条3の2の3の6
実際なかなかチャイルドシートに対応しているバス会社はないようです。
※詳しくはバス会社に問い合わせください。
ただ高速バスはスピードが出るので、チャイルドシートはなくても座席を確保してシートベルトをした方が安全です。
また膝の上に子どもを乗せられる場合でも、長時間乗せるのは、乳幼児であっても難しいですよね。
安全のためや他のお客さんのためにも、できるかぎり小児運賃を払って、席を確保することが望ましいです。
幼稚園年長さんともなると、前の座席の背中に足が当たってしまう子もいるでしょう。何より、子どもの体の負担にならない方法を考えてあげることが大切です。
未成年の子どもだけで乗車することについて
保護者の付き添いがなく、子どもだけで夜行バスに乗車することはできる?
結論から言えば可能ですが、バス会社によって対応が異なります。
2013年8月以降、夜行バスをはじめとする高速バスは、乗合バスの一種とみなされているため、路線バスと同様、子どもだけの乗車も可能です。
ただし、予約制の路線などを利用する場合は、親の同意が必要なバス会社もあります。
同意といっても、予約時に口頭や対面で確認できれば十分なところもある一方、同意書の提出を求められるところもあります。
同意が不要なバス会社でも、夜行バスでは小学生以下に限り、保護者の同伴が必要になることも。
事前にどのような対応になるのか、バス会社に問い合わせると安心です。
同意書が必要な場合は、窓口に置いてあったり、Webサイトからダウンロードできたりしますよ。
高速バスを子連れで利用する際に心配なこと
ルールとしては、赤ちゃんや幼児を連れて高速バスや夜行バスに乗車することは可能です。
しかし、実際に子連れで乗るとなると、次のように心配な点がいくつかあると思います。
- 長距離乗車する際は、子どもの体への負担 乗り物酔い
- 天候や道路事情で渋滞すると乗車時間が長くなってしまう
- トイレがないバスの場合、次の休憩までガマンしなければならない
- おむつ替えをするスペースがない
- ウンチをしてしまった場合のにおい など
子連れで夜行バスに乗車する場合は、次のようなことも気がかりです。
- 赤ちゃんの夜泣きやぐずり
- 小さな声での会話も周囲に響く
- 夜間は完全消灯で真っ暗になるため、子どもが不安になる
- 夜間は飲食禁止のため、子どもはおなかが空いてしまう
- 早い時間に目的地に着くので、時間をつぶすのが大変 など
これらのことを踏まえて、高速バスや夜行バスに乗車できる子どもの年齢を考えましょう。
子ども本人や保護者、周囲の人など、みんなにとっても次のようなことを目安にすると良いです。
- おむつ卒業
- シートベルトを着用して、一人で長時間座っていられる
- おむつ卒業
- シートベルトを着用して、一人で長時間座っていられる
- 消灯後、朝まで静かにできる
子どもの体質や性格、バスの乗車時間なども加えて考えれば、乗車可能かどうか判断できるのではないでしょうか。
我が子のことを良く知っている保護者の方が、子どものバスデビューの時期をしっかりと見極めてあげましょう。
高速バスに子連れで乗車する場合の座席選び
高速バスに子連れで乗車する時は、保護者の目が届いて、すぐに手が伸ばせるところに座らせたいですよね。
そう考えると、3列独立シートは、あまりおすすめできません。座席同士の間隔が広いからです。
子連れで高速バスに乗る場合は、2席+1席の3列シートや4列シートのように、2つの座席が隣り合っているシートがおすすめです。
同じ4列でも「ゆったり(のびのび)シート」のように、前後の間隔が広いシートであれば、ゆったりと座れますよ。
ただし、すべての夜行バスが4列シートで運行しているわけではなく、3列シートだけのバスもあります。
どの夜行バスが4列シートで運行されているのか、バス会社ごとのWebサイトで調べるのは面倒ですよね!
そこで、おすすめなのが「バスブックマーク」というサイト。
バスブックマークは、シートタイプで高速バスを検索できて便利です。
さらに、昼行便か夜行便か選択できるので、目的に合った夜行バスを簡単に見つけることができますよ。
子連れだけでなく、友人同士でのバス旅にも使える便利なサイトです!
検索条件の中には「小人料金あり」という選択肢があり、小人料金を設定している夜行バスを絞り込むこともできます。
お得に利用したい時に、とっても便利ですよね。
ダブルシートに幼児を乗せる裏技
4列シートで運行する高速バスの中には、2つの座席を1人で利用できる「ダブルシート」というプランがあります。
ダブルシートの場合、通常の運賃にプラス1,000円前後かかります。
- 周りを気にせずリラックスして乗車したい
- 体格が大きいので広いスペースを確保したい
このような方には、特に重宝されているシステムです。
しかし、すべてのバス会社に「ダブルシート」のシステムがあるわけではありません。
「ダブルシート」を予約できるかどうか、事前に確認しましょう。
多くのバス会社で、乳幼児は運賃がかからないと言いありました。
それなら、ダブルシートを予約して、1席に子どもを乗せたらお得なのでは?
このような疑問がわいてくる人もいるのではないでしょうか。
しかし、残念ながらウィラーやトラビスジャパンなどのバス会社では、ダブルシートを予約して、子どもを隣に座らせることは認められていません。
裏技のような感じがしますが、バス会社のうち京王バスは、未就学児であれば、ダブルシートを予約して、1席に子どもを乗せることが可能。こども運賃よりお得なので、使わなきゃ損です。
その場合は、念のため子どもの年齢が確認できるものを持参した方が安心。
1人で座ることのできない乳児を抱っこして乗車する場合は、ダブルシートの方がスペースに余裕ができるので、移動の負担は軽減されるかも。
まとめ
- ほとんどの高速バスや夜行バスは、子連れでも乗車可能
- 子連れの場合は、2席+1席の3列シートや4列シートのように、2つの座席が隣り合っているシートがおすすめ
- 子連れの場合は、騒音やトイレ、乗り物酔いなどに要注意
- 着替えやタオルなどは必ず持っていき、車酔いしにくいおもちゃや酔い止めの薬などがあると便利
- 飲み物は、ストロー式の水筒がこぼれにくいのでおすすめ
今回は、高速バスや夜行バスを子連れで利用する際、子どもが乗れる年齢や料金、大人しくしてもらうコツ、持って行くものなどを紹介しました。
あなたが子連れで高速バスに乗る時、少しでも快適で楽しい旅になりますように。
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